FX詐欺商材にだまされないようにするには

FX詐欺商材にだまされないようにするには

FXが一般に浸透してトレーダーの母数が大きく増加したことで、無職から専業トレーダーまで、個人の取引で数千万円から数億円の収益を上げるトレーダーが一定数誕生し、一攫千金を狙う人々の参入を招いています。しかし、知識のない人々が参入してくると出てくるのが違法スレスレだったり真っ黒だったりする詐欺商材です。FX詐欺商材にダマされないためにも、典型例を見てみましょう。

セミナーでの勧誘

FXに限らず、詐欺的なネットビジネスの常套手段としてよく使われるのが「セミナーでの勧誘」です。きっかけとなるセミナーは真っ当なものでも、詐欺師にとってはセミナーに参加している人々は絶好のカモ。当たり障りのよい外見で近づいて、何くわぬ顔で知り合いになれればしめたもの。あとは積み重ねた手練手管でもって自分の商材を売りつければ一丁上がりです。

無料のお試し版からの高額な情報商材

個人でもネット広告が出稿できるようになってから、急速に増えているのが無料のお試し版からの高額な情報商材への誘導です。クリックのための様々なテクニックを駆使したひたすら長い誘導ページを多数作成して、そこから無料のお試し版を入手させればしめたもの。中身があるのかないのかわからないお試し版と引き換えに、氏名・年齢・住所やメールアドレスなどの各種個人情報を入手できれば、その情報をもとに更なる販売攻勢をかけるもよし、収集した個人情報をまとめて「名簿」として売却するもよし。特にメールアドレスはインターネットの普及が進んだ現在、従来の電話番号と並ぶ有力な個人情報であり、一時期話題になったネオヒルズ族はこのメールアドレスを中心とした情報商材ビジネスで注目されましたが、重要な収益源である名簿情報が枯渇したことであっという間に表舞台から退場することとなりました。

希少性に訴える戦略

さて、セミナーや名簿で集客する戦略は、最終的に希少性に訴えることで大きな効果を期待します。

「誰でも簡単に月100万円稼ぐ方法を、あなただけにご紹介!」
「この極秘手法を知ってしまえば、仕事なんてすぐ辞められます!」

などなど、どうにも胡散臭い文言でも「あなただけに」の一文が入るだけで突然魅力的な広告文に早変わり。
ここに「先着○○名様限り! この後の販売は一切ありません!!」とまで言われると、九割方詐欺のような内容でも、ついついクリックしてしまうもの。
しかしこれらの文言に釣られて購入した商材が届いても、その内容はインターネットのだれとも知れないライターが書いた記事や、書籍の受け売りや丸写しであることがほとんど。まれにオリジナリティーのある内容のものであっても、文言通りの結果を出せるものはほぼないと言っても過言ではありません。人はどうしても希少性や高価なものに価値があると思いがちであり、その思い込みを煽るような文言での勧誘は内容の薄さをカバーするための方便であることがほとんど。このような文言に釣られている時点で、詐欺に引っかかっていると言えます。

おわりに

詐欺の手段は実に様々なものがあり、完璧な回避方法はまず存在しません。しかし、あまりにもメリットばかり全面に押し出す広告や、希少性や高価格、そこからの値引きを強調する広告であれば、健全な商品である可能性は限りなく低いと言えます。詐欺商材の広告の基本を抑えつつ、国民生活センターが発表する事例などを参考にすることで、かなりの確率で詐欺被害を回避することが期待できます。